こんにちは!食品安全科学研究室 4年のHです。
先日、「食品安全検定・初級」の合格証を受け取りました!!
(←食品安全検定の合格証です)
検定について簡単に説明させていただくと、
食品安全検定試験とは「食品に携わる方々(食品を製造・販売、開発している人、飲食店で働く人、家庭で子供に食事を作っている人など)に正しい知識を知ってもらうためにつくられた検定」で、合格するためは食中毒起因微生物や寄生虫、自然毒、また食品添加物、農薬など、広く食の安全について学ぶ必要があります。
(参考:食品安全検定 公式HP)
例えば、こんな問題が出題されます↓
(設問)
食中毒菌とその主な原因食品に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
(選択肢)
①ウェルシュ菌は、カレーやシチューなど一時に大量の調理をする給食施設での食中毒が多いために給食病との異名がある。
②腸管出血性大腸菌(O157)は、鶏肉の生食、加熱が不十分な調理を原因とする食中毒がもっとも多い。
③ボツリヌス菌は、酸素のない状態の食品中で増殖し、毒素をつくるため、缶詰や瓶詰、真空パック食品による事故が多い。
④E型肝炎ウイルスは、日本では動物の臓器・肉の生食による感染が多く、ブタ、イノシシ、シカなどでE型肝炎ウイルスが確認されている。
(食品安全検定 公式HP模擬試験問題より抜粋)
なかなか知らないと解けなさそうな問題ですね...。
ちなみに答えは ② です!
そんな食品安全検定ですが、麻布大学 食品生命科学科では3年次の後期に大学で受験することができます!!(詳しくはこちら)。
今回の合格率は88.3%でした。なかなか高めですね!
食品安全の知識は学校の授業や食に関わる仕事だけでなく、日常生活にも役立てられる、とても実用的な知識の一つです!
今回の記事で、この検定や食の安全について少しでも興味を持っていただけたらうれしいです☆
Comments