皆さん、こんにちは。食品衛生学研究室の大仲です。
食品衛生法の改正によって、2020年から世界標準の食品衛生管理システム『 HACCP(ハサップ) 』に沿った衛生管理の義務化が開始されていましたが、1年間の経過措置を経て、
この2021年6月から、HACCPに沿った衛生管理が食品を取り扱うすべての事業者を対象として完全に義務化されることとなりました。
今後、HACCPに関する専門的知識を持つ人材が食品企業にますます必須となっていくことは間違いありません!
麻布大学 食品生命科学科では2010年からHACCP管理論を開講しています。
2019年にはJFSMより食品安全研修コースとしてHACCP管理論が承認され、2年間で144人もの学生が研修コースを修了しています。
今回は、HACCP管理論を受講して卒業した後、食の安全分野で活躍している卒業生の一部を紹介します。
まずは、株式会社シャトレーゼで働く関口さん。
ゼリーをはじめとして、お菓子の製造業務を担当しています。
インタビュー動画はこちら。
つづいて、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社の製造課に勤務している我妻さん。
生産・品質管理、機械のメンテナンスを担当しています。
イートアンド株式会社の生産部に所属している三觜さんは、工場での主力商品の製造やライン業務に従事するスタッフの管理を行っています。
株式会社ダイキンアプライドシステムズで働く西野さんのように、食品工場内の空調を管理する場で活躍している卒業生もいます!
最後に、東京都で食品衛生監視員(地方公務員)として働く鈴木さん。
大田区保健所で食品衛生を担当しています。
鈴木さんのインタビュー記事は、大学案内の最新号に掲載中です!
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他にもたくさんの卒業生が、HACCP管理論を学び、食の安全を支える仕事に従事しています。
麻布大学のこの教育プログラムは、農林水産省から依頼を受けて2020年にベトナム国家農業大学の学生や教員ら39名に食品安全研修を行うなど、日本だけでなく世界に羽ばたく内容なのです!
6月からのHACCP完全義務化に伴って、ますます食の安全分野を担う人材が必要になります。食品産業界の安全衛生管理部門や食品開発・製造部門で活躍したい人にとって、麻布大学の食の安全教育は注目の内容です。
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