食品生命科学科の良永裕子と申します。
YouTubeの自己紹介ではトップバッターでかなり緊張していましたが、最近はWith Coronaのなかにあっても遠隔授業やオンライン相談、Web会議等を通して皆様と繋がっていることを日々実感できるようになりました。こんな中でも、こんな中だからこそ、新しい日常を積極的に頑張ろうと学科教員みんなで話し合っています。これからもよろしくお願いします。
ご存じのように、麻布大学の食品生命科学科は、「食の情報」「食の機能」「食の安全」という3つの大きな特色を備えていて、国内でも先駆けの知識と技術(スキル)を学ぶことのできる学科です。今回は私が関わっている「食の機能」分野の紹介をさせていただこうと思います。
ヒトは1日3食、回転するコマのように毎日食事を摂り続けることによって健康な生活を送ることができます。
食の機能には3つあって、生命を維持するための栄養機能、食事を楽しむための味覚(嗜好)、そして体調調節と疾病予防の3つの役割があるとされています。
食品生命科学科「食の機能」分野では、食品がもつこれら3つの機能について皆さんとともに学び、実践することによって、自身や周りの人たちの健康を守ることをめざしています。
具体的には、教養科目の基礎知識をベースとして「食生活と健康科学」「栄養学」「食品学」「食品機能学」など食生活に直結する知識を吸収するとともに、「病理学」「生理学」「食物アレルギー論」など病気や身体の仕組みと食品との関わりについて学びます。また、これらの科目に関連した実習授業が他大学に比べて豊富にあり、3年生から研究室に所属できるので、単に知識だけでなく技術(スキル)も十分に習得できます。卒業後の各方面で麻布の学びが実践に役立ったと伝えてくれる卒業生の声は、教員にとって最も嬉しい便りです。それから、実験や研究に興味のある学生さんには、1年生後期からの実践的ジェネラリスト育成プログラムという取り組みで他学部とのコラボ研究に参画するチャンスもありますよ。
最後に、「食の機能」分野の研究内容をちょっとだけPRさせてください。
まず、チームの中で最も古くからある食品栄養学研究室では、テレビでおなじみの守口教授を中心に、世界が注目するω(オメガ)3系脂肪酸の健康維持効果について研究しています。
食品生理学研究室では、食品成分が痛みを緩和する効果を(株)ファンケルとの共同研究で進めるなど、機能性表示食品(サプリメント)の開発や「医食同源」の考えに則った健康長寿社会の実現を目指しています。食品応用科学研究室(7月から食品健康科学研究室に改称)では、アレルギーや生活習慣病などの疾病予防をはじめ、老化防止や運動機能維持に関わる食品の探索などを行っています。最後に、私の食品分析化学研究室では、食品の生産、加工、保存等の条件によってうま味成分や味にどのような影響が表れるのかを調べ、おいしさ向上に寄与する研究を行っています。詳しくはこの後に続く各研究室からのブログに是非ご期待くださいね。
良永先生のYouTube動画もぜひご覧ください↓
食品分析化学研究室の詳しい研究内容はこちら↓
食品栄養学研究室の詳しい研究内容はこちら↓
食品生理学研究室の詳しい研究内容はこちら↓
食品応用科学研究室(7月から食品健康科学研究室に改称)の詳しい研究内容はこちら↓
4月から食品生命科学科では魅力を伝えるコンテンツの充実化を図っています!
●YouTube
食品生命科学科のYouTubeチャンネルを4月から開設しました!
いまは教員の紹介動画がメインですが、今後さまざまな動画を配信予定です。
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