みなさん、こんにちは。食品生命科学科、特任助教の小手森です。
本日は、7月15日のブログに続いて、麻布大学でしか体験できない学科横断的な取り組みについてご紹介したいと思います!
先日のブログでは「ヒトと動物の共生科学センター」「地球共生系サイエンスワーク」についてご紹介いたしました。
(詳しく知りたい方は、こちらのホームページをどうぞ→ヒトと動物の共生科学センター)
今日は、1年生から研究活動に参加できる、特別なプログラムのご紹介です。
1. 実践的ジェネラリスト育成研究プログラム
食品生命科学科では、2020年度からの新しい取り組みとして「実践的ジェネラリスト育成研究プログラム」を開始しました。
こちらは「1年生からバリバリ研究して実践スキルを身に付けたい!」と考えている研究職志向の学生さんや、幅広い見識を養いたい学生さんにおすすめのプログラムです!
食品生命科学科では2年生の後期(2月ごろ)に研究室への配属が決まり、3年生から本格的に活動を開始します。
これでも他大学に比べると研究期間はたくさんあるほうなのですが、4年生で就職活動などが始まると忙しくなるのも事実です。
そんな中で、しっかりと腰を据えて研究をしたい!という学生さんの声に応えて、昨年度から動物応用科学科で始まったのが「実践的ジェネラリスト育成研究プログラム」です。そして、今年度から食品生命科学科でも同プログラムが導入されました。
実践的ジェネラリスト育成研究プログラムの特徴は下記の3つあります。
① 1年生の後期から研究活動に取り組める!
② 希望すれば獣医学部(動物応用科学科)での研究活動も可能!
③ 研究業績によっては、修士課程を1年間で修了できる場合もある!
また、1年生から研究活動に参加することで、科学的な問題解決能力を養うだけでなく、チームの一員として効果的に活動する力を高めることができます。
研究活動を通して、自ら学び、自ら考え、自ら実践することで、実社会で通用する真の「実践者」を育成するプログラムとなっています。
こちらのプログラムは希望により参加が可能です。興味のある学生さんはぜひぜひ、参加してみてください。1年後、2年後、3年後が楽しみなプログラムですね!
現在は下記4つのテーマで、学生さんを募集しています。
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1.抗体を用いた先端的なセンサ技術を用いて、食品危害要因を測る
(食品衛生学研究室 三宅教授)
2.各ライフステージにおける栄養素,特に脂質の機能性を追求する
(食品栄養学研究室 守口教授)
3.”痛み”を食で抑える!薬に頼らない安全性の高い治療を目指して
(食品生理学研究室 武田教授)
4.バイオマーカー(生体指標)から、食べ物と健康の関係を探る
(食のデータサイエンス研究室 石原教授)
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今後、各先生に研究内容をわかりやすくご紹介いただきたいと思いますので、ブログ配信までぜひ楽しみにしていてくださいね!
以下は、昨年度の動物応用科学科でのプロジェクト例です。
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ミネラルは元気な精子に必要か?
アニマルウェルフェアに配慮した畜産食品のフードシステム研究
GO! DO!! ZOO!!! Project
食性から環境を探る
求愛発声を解析しよう
動物性資源由来乳酸菌とその発酵製品の機能性研究
子育てにおける母動物の認知能力
環境変化に伴うイヌの行動内分泌反応に対するサプリメントの影響
イヌのネオテニー様行動と内分泌の関連
動物の距離間を決めるホルモン
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気になった方は→動物応用科学科の実践的ジェネラリスト育成研究プログラムWEBサイトものぞいてみてくださいね!
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