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地球共生系データサイエンス、2日目が開講されました!【食の情報04】

みなさん、こんにちは。食品生命科学科の「食の情報」分野を担当している石原です。

本年度から開講した「地球共生系データサイエンス・同演習」の第2回講義が6月19日に開講されました。

本講義では、データサイエンスの重要性の高さから、学内の先生方にも多数ご参加いただいています。今回は講義を受講いただいた教員のN先生より、感想をいただきましたのでご紹介します!

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2回目講義の特別講師は日本IBM株式会社の西牧先生をお招きし、本学の学問に関係しうる「臨床・環境・社会生活」の視点から実例を基に社会にもたらす価値や留意点についてお話してくださいました。

西牧先生はとてもユーモラスでご自身の趣味や実生活の視点からデータサイエンスの実例をお話ししてくだいました。そして説明が難しくなくとても内容が分かりやすいので、初めてデータサイエンスのお話しを聞いた方でも興味の沸く講義だったのではないでしょうか。

講義を聞いて、私自身も感じていた「ビックデータを活用したマーケティングやレコメンデーション(顧客の好みを分析して情報提供されること)」をとても再認識しました。ビックデータ活用の一例として、文章や映像の内容をキーワードとしてデータ化し、収集・活用するという方法があります。例えば、「先週から発熱と頭痛があり風邪気味だ」といった情報を一文として収集すれば、同じデータが存在する可能性は低いですが、「発熱」「頭痛」「風邪」といったようにキーワードの組み合わせで情報を収集すれば一致する可能性が高くなります。

こういった情報は、インターネット検索で過去に検索した内容と関連した広告が表示されたり、おすすめの映画や音楽を紹介してくれたりするシステムに役立てられています。すなわち、データから予測して利用者に働きかけることによって、購買意欲や利便性の向上に寄与しています。

西牧先生やコーディネーターである電気通信大学の斉藤先生からもお話しがありましたが、こういったデータの活用は今後益々発展し、よりデータサイエンスの重要性は増すと思います。一方で、データ活用の目的を見つける力や、データサイエンスで得られた情報を社会に使ってもらうプレゼン(説明)能力がより重要となってきます。どの時代でも人とのコミュニケーションや説得力は重要なスキルだと実感しました。

最後に、西牧先生からデータサイエンスを動物の病気の治療に役立て、救える命を救ってほしいというメッセージがありました。このメッセージは麻布大学に託された使命だと感じます。この授業を受けた学生さんがその先駆者となれば教員としても誇らしい限りです。

次回の講義や演習も楽しみですね!!

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N先生、どうもありがとうございました。AIでお相撲さんを戦わせる「AI場所」や、身近な企業である株式会社マツモトキヨシさんとのコラボ事例なども紹介いただき、とても面白かったですね。

株式会社マツモトキヨシホールディングスとIBM SPSSとのコラボ事例はこちら↓

第3回はコニカミノルタ株式会社の東先生をお招きして、ご講演いただきます。

どうぞお楽しみに!


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食の情報分野では、主に人の集団を対象に、データサイエンス(統計学やパソコン技術)を活用して、食と健康のかかわりを地域・社会的背景を踏まえたマクロな視点から捉えます。子どもから高齢者まで、様々なライフステージの人々が抱える健康課題の解決策を立案し、社会へ実装するプロセスを学んでいます。

↓↓↓ 本学の「食のデータサイエンティスト育成」についての取り組みが、新聞やネットニュースで取り上げられています。 ↓↓↓

麻布大学 食品生命科学科の新たな取り組み

麻布未来プロジェクト130

地球共生系データサイエンス・同演習は、麻布大学の教育改革プロジェクト「麻布未来プロジェクト130」の一環として、全学のデータサイエンス教育の推進を目的とした、全学的な取組として開講しました。

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#学びの特色 #食の情報 #地球共生系データサイエンス・同演習 #授業・実習 #生命・環境科学部重点施策事業

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