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麻布大学のデータサイエンス!:感想その④【食の情報07】

地球共生系データサイエンス第5回:

「麻布大学における研究とデータサイエンス ― 温暖化研究におけるデータサイエンス ―」

生命・環境科学部の高田先生の講義に対する、大学院生Sさんからの感想です。

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第五回特別講義では、本学の高田久美子先生による「温暖化研究におけるデータサイエンス」をお聞きしました!

地球温暖化は私たちにとってとても重要な問題です。これから地球はどう変化してゆくのか?全球気候モデル(GCM)を用いたシミュレーション予測の実際をお話して頂きました。

GCMは、流体力学や熱力学などの物理法則に基づき地球環境を再現する数理モデルです。地球を3次元のメッシュ状に区切り、それぞれのメッシュで気温や湿度といった物理量を数十分から数時間の間隔で繰り返し計算していきます。そうして100年後のシミュレーション結果を取得し、複数の結果と統合して精度の高い予測を行なっていきます。

地球環境のような大規模で複雑な系をどうやってモデル化するのか大変興味があり、実際にお話を聞いてGCMの仕組みは実に面白いと感じました。特に、微妙なパラメータの違いから自然現象の揺らぎを再現できる点が興味深かったです。この特徴により、例えば気温が上昇したというシミュレーション結果が有意な変化なのか、それとも偶然によるものなのかを確率論的に議論する事が可能となっているわけです。

今回の講義で、この様なデータサイエンスの手法が地球環境に限らず複雑系を扱う上で強力なツールであることを痛感しました。今後、自らの研究にエッセンスを取り込んでいければ良いなと思います。



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食の情報分野では、主に人の集団を対象に、データサイエンス(統計学やパソコン技術)を活用して、食と健康のかかわりを地域・社会的背景を踏まえたマクロな視点から捉えます。子どもから高齢者まで、様々なライフステージの人々が抱える健康課題の解決策を立案し、社会へ実装するプロセスを学んでいます。

↓↓↓ 本学の「食のデータサイエンティスト育成」についての取り組みが、新聞やネットニュースで取り上げられています。 ↓↓↓

麻布大学 食品生命科学科の新たな取り組み

麻布未来プロジェクト130

地球共生系データサイエンス・同演習は、麻布大学の教育改革プロジェクト「麻布未来プロジェクト130」の一環として、全学のデータサイエンス教育の推進を目的とした、全学的な取組として開講しました。

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#学びの特色 #食の情報 #地球共生系データサイエンス・同演習 #授業・実習 #生命・環境科学部重点施策事業

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